こんにちは!人生の旅人です。
私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。
大企業で働くか、スタートアップへ転職するか。キャリア選択を考える中で、この二択に悩む方は多いでしょう。
私自身はスタートアップへの転職を推奨する一方で、大企業に留まることにも多くのメリットがあると感じています。
ただし、大企業での安定に甘んじていては、いざという時にリスクにさらされる可能性も。
大企業を辞めて転職しないと、今後生き残れるスキルは身につけられないのかな…?
この記事では、大企業を辞めずに市場価値を高める方法として、「新規事業創出」に注目し、その重要性や具体的な取り組み方法について解説します!
大企業に留まるメリットとリスク
スタートアップのスピード感やダイナミズムに魅力を感じつつも、大企業の安定した環境や充実した福利厚生は捨てがたいものがあります。実際に、大企業に留まることには以下のような利点があります。
- 安定した収入と生活基盤: 家族を持つ方や住宅ローンを抱える方にとっては特に重要です。
- 豊富なリソースとネットワーク: 資金、人材、情報へのアクセスが容易で、幅広い業界での知見が得られる。
- キャリアの選択肢を残せる: 将来的にスタートアップやフリーランスの道を選ぶにしても、今の環境で力を蓄えることが可能。
一方で、何も考えずに働き続けるだけではリスクがあります。
会社自体が経営難に陥った場合、自分の市場価値が低ければ転職や独立が難しくなります。このリスクを回避するためには、大企業で働きながらも「どこでも活かせるスキル」を意識的に身につける必要があります。
新規事業創出の経験がキャリアの武器になる理由
大企業で市場価値を高める手段として最もおすすめなのが、新規事業創出に携わることです。
多くの大企業が近年、新規事業創出やオープンイノベーションに力を入れているのをご存知でしょうか。たとえば、以下の記事でもその重要性が解説されています。
参考: オープンイノベーションに力を入れる企業事例
新規事業創出を経験することで得られる主なスキルやマインドセットは以下の通りです。
- 事業構築スキル
事業計画の立案、マーケットリサーチ、資金計画など、事業をゼロから立ち上げるプロセスを経験できます。これらのスキルは他社や独立後でも非常に有用です。 - 顧客志向の強化
大企業の看板に頼らず、自分たちの提供価値を顧客に直接届ける感覚を養えます。 - 意思決定能力の向上
限られたリソースの中で成果を出すための優先順位付けや、失敗から学ぶ力が身につきます。 - リスクテイクの精神
リスクを計算しつつ挑戦する経験は、どの環境でも求められる重要なスキルです。
私自身、新規事業創出のプロジェクトに関わった経験があります。この経験を通して、新規事業を創ることの面白さ、また、「安定した環境の中で挑戦する」ことの意義を強く実感しました。
大企業で新規事業創出に関わる方法
新規事業創出の経験を積むためには、ご自身が働く企業で以下の機会がないか探してみてください。
- 社内の新規事業プロジェクトに応募する
大企業の多くは、新規事業を推進するための社内公募を行っています。こうしたプロジェクトに手を挙げることで、チャレンジの機会を得られます。 - 研修やセミナーに参加する
社外の新規事業創出に関するセミナーや研修に参加し、スキルを身につけると同時に社内での評価を高めましょう。 - 信頼する上司や先輩に相談する
新しい挑戦をしたいという意欲を上司や経営陣に伝えることで、意外な形でチャンスが舞い込むこともあります。
おすすめ書籍|『新規事業の実践論』 (NewsPicksパブリッシング)
新規事業創出について学ぶためのおすすめ書籍は以下のとおりです。
- 『新規事業の実践論』 (NewsPicksパブリッシング)
新規事業の基礎から実践まで網羅的に学べる良書です。大企業で働きながら挑戦を考える方には必携の一冊です。
まとめ: 安定の中で挑戦できることの価値
安定を享受しつつ、自分自身の市場価値を高めるために、新規事業創出の経験は非常に有効ですし、大企業で働くあなただからこそ得られる貴重な機会です。
「リスクのないリスクテイク」を実現できる環境を活かし、自分のキャリアを磨いていきましょう。
もし、スタートアップへの転職をためらいながらもキャリアに悩んでいる方は、大企業の中で挑戦を始めることを選択肢の一つとして検討してみてください。
挑戦を重ねることで、新たな可能性が広がるはずです!
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