私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。
転職は人生を大きく変える決断です。
その結果が思った通りにならなかったとき、心身に大きな負担がかかることもあります。特に大企業からスタートアップへの転職は、環境の急激な変化や期待とのギャップが原因で、精神的な不調を引き起こすことがあります。
転職に失敗して万が一精神的に病んでしまったら、回復できるのかな…。
私のように、万が一精神的に病んでしまったとしても、適切なプロセスを通して回復することは可能です。この記事では、私自身が転職失敗をきっかけにうつ状態を経験し、そこから回復するまでのプロセスを赤裸々にお伝えします。
初めての転職で失敗し、うつ状態に
初めての転職先として選んだスタートアップは、当時の私にとって理想的な職場のように思えました。成長のチャンスや裁量の大きさに魅力を感じ、大企業を辞めるという決断をしました。
しかし、実際に働き始めてみると、期待とは大きく異なる現実が待っていました。
私の体験談(参考記事)
うつ状態になっても、回復することはもちろん可能
まず、うつ状態やうつ病になったからといって、それが決して「終わり」を意味するわけではありません。
私自身、当時は本当に深い絶望感に囚われていましたが、適切な行動を取った結果、十分に回復できたと思っています。(ただし、当然ですが、うつ状態になったことで、心のどこかに不安が残っている感覚はあります。まずはうつを避けることは第一です。)
精神的な不調は「休む」ことで改善する
心の疲れは、体の疲れと同じように、まず休むことが必要です。無理をして働き続けることで症状が悪化することが多いため、勇気を持って休職や退職を決断することが重要です。
専門的な治療が有効
現代の医学では、うつ状態やうつ病に対するさまざまな治療法が確立されています。自分に合った方法を見つけることが回復への第一歩となります。
私が実際にやったこと
以下は、私が実際に行った行動です。
まずなにより仕事を休む
思い切って休職し、仕事から完全に離れる時間を作りました。
この決断に至るまで葛藤がありましたが、休むことで自分の心と体を仕事から離して、休息することができました。
病院を受診(TMS治療)
当たり前ですが、自身で判断せず、専門家に相談することはとても重要です。
私は一般的によく聞くうつに対する薬を飲むのに抵抗があったため、TMS治療(経頭蓋磁気刺激治療)を選択しました。
これは保険外治療のため高額でしたが、私自身は非常に効果的だったと感じています。
効果的な治療方法は人によって異なるため、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
運動(ジムで筋トレ、ランニング)
運動は、心身のリフレッシュに最適でした。
特に筋トレやランニングは、頭のモヤモヤを晴らし、ポジティブな気分を取り戻す助けとなりました。
瞑想(マインドフルネス)
瞑想を取り入れることで、不安やストレスを軽減することができました。
「今、この瞬間」に集中することで、過去の失敗や将来の不安に囚われることが以前より減りました。
自分に合った会社・環境に転職する
最後は、再び転職です。
自分の価値観や働き方に合わない環境にいることが、ストレスの大きな原因だったと気づきました。
新しい転職先を探す際は、企業文化や働き方が自分に合うかどうかを徹底的に調べるようにしました。
自分に合った環境で働けば、誰でも必ずで輝ける
人は誰しも、自分に合った環境であれば力を発揮できます。
転職失敗を通じて私が学んだのは、「自分に合わない環境で無理をするのではなく、自分に合った環境を見つけることが大切」ということです。
転職活動の際に意識すべきこと
- 企業文化を徹底的に調査する
その会社の文化や価値観が自分に合うかを確認する。 - 自分の価値観を明確にする
何を重視して働きたいのかを整理し、ミスマッチを避ける。 - サポート体制を確認する
入社後にサポートを受けられる環境かどうかを見極める。
まとめ
転職失敗によるうつ状態は、誰にでも起こり得るものです。しかし、適切な行動を取ることで、必ず回復することができます。
大切なのは、「休むことを恐れないこと」「適切な治療を受けること」「自分に合った環境を見つけること」。
私自身の経験が、同じような状況にいる方々の助けになれば幸いです!
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