こんにちは!人生の旅人です。
私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。
スタートアップ転職を成功させるには、書類選考と面接で効果的に自分をアピールすることが重要です。
しかし、大企業から転職しようとしている方の中には、書類をどのように書いたらよいか、またどのように面接を受けたらよいかがわからず、一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
書類選考や面接の準備は、どうやったらいいんだろう…。
本記事では、選考全体のポイントから書類作成の具体的なアプローチ、面接対策までを詳しく解説します。特にスタートアップ特有の視点を取り入れ、通過率を上げるための実践的なアドバイスをお届けします。
選考全体の成功率を高めるポイント
企業・求人リサーチを徹底し、自分が応募するポジションに何が求められているかを理解する
何より最も大事なことは、自分が応募するポジションに何が求められているかを理解することです。
以下の通り、企業・求人リサーチに時間をかけましょう。
ポイント
- 企業のビジョンと現状を把握する
企業の公式サイトやニュース記事を活用し、ビジョンや現状の課題を理解しましょう。その企業の成長段階や業界での立ち位置を把握することが重要です。 - 求人票を深く読み込む
求人票に記載された求める人物像やスキルセットを丹念に分析し、それに沿ったアピールができるよう準備します。
リファラル採用を活用する
知り合いがその企業にいる場合は、必ずリファラル採用を活用しましょう。
すでに働いている社員の知り合いからの紹介ということで企業も比較的安心して選考ができますし、応募者目線でも明らかに選考が通りやすくなります。
また、紹介してくれた人にもリファラル採用に協力したことによる特別費用が出ることが一般的です。
エージェントを活用する
エージェントを活用すると、時間をかけて書類の添削や面接の練習をしてくれるます。
特に、スタートアップと大企業で求められる知識や経験の違いは、初めての転職者にはわかりづらいので、必ずアドバイスをもらい、素直にフィードバックを取り入れ、柔軟に反映することが大切です。
書類選考を突破するための攻略法
スタートアップ向けに経歴やこれまでの成果をアレンジする
大企業とスタートアップでは求められるスキルや経験が異なります。
「スタートアップの選考担当者から見て、魅力的な応募者」と見える必要があります。
ポイント
- 成果を数値化して具体的に示す
例:「プロジェクト管理でコストを15%削減」や「新規顧客獲得数を前年比150%増加」。数値化された成果は説得力を持ちます。 - 「スタートアップに転職したい理由」を明確にする
たとえば「大企業の環境で培ったスキルを、成長中のスタートアップで活かし、自身のキャリアアップにも繋げたい」といった理由を明確に記載します。 - 大企業で培った汎用スキルをアピール
「プロジェクトマネジメント」「チームリーダーシップ」「問題解決力」など、スタートアップで価値を発揮するスキルを重点的に書きます。 - スタートアップ特有の環境への適応力を示す
変化に迅速に対応した経験や、課題を自ら発見し解決したエピソードを具体的に記載します。
ミスのない書類を仕上げる
これはスタートアップへの転職に限りませんが、書類にミスがあると、選考担当者としても不安になります。初歩的なミスで印象を悪くしないようにしましょう。
ポイント
- 第三者に確認してもらう
誤字脱字や内容の不備を防ぐため、他者の視点でチェックを受けるのがおすすめです。 - 見やすいフォーマットを心がける
フォント、行間、セクション分けを工夫して、読みやすく簡潔にまとめましょう。
きちんと準備ができた段階で書類を提出する
これは私自身の反省です。
私は、転職活動を始めた当初、自己流のやり方で書類を準備して志望度の高い企業選考に応募し、あえなく落選するという、今思うと本当にもったいない経験をしました。
もちろん準備を重ねて応募したからといって、そもそものスキルや経験がマッチしておらず落選する可能性もありますが、当初の書類は自分自身で今見返してみても、「自分を正しくアピールできていない」と感じるからです。
こうなると後悔も大きくなってしまいます。
あとで後悔しないように、第三者の目線から見ても、準備ができた段階で書類を提出しましょう。
面接を突破するための攻略法
スタートアップ特有の質問に備える
スタートアップの選考担当者は、あなたを「大企業経験者」として選考を行います。
スタートアップに適応できるかはお互いにとって大きなチャレンジであるため、入念な準備が必要です。
ポイント
- 「なぜスタートアップ?」への回答を準備する
キャリアビジョンや成長意欲を基に、「スタートアップ環境で挑戦したい」といった答えを明確に用意します。 - スタートアップでも通用する具体的なエピソードを準備しておく
過去に自発的に挑戦したエピソードを用いて、実際の行動力を示します。
逆質問で自分の理解も高めつつ、意欲を伝える
面接は企業が自分を選考する場でもありますが、自分が企業を選考する場でもあります。
逆質問を適切にすることで、自分のスタートアップやポジションに対する理解を高めつつ、相手にも意欲を示すことができます。
ポイント
- 「どのような成果を期待されていますか?」と質問する
企業が求めていることを深掘りし、面接官に積極性を伝えます。 - 「現在の企業における課題は何か?」を質問する
その企業の現在の状況が正しく理解しつつ、そこに自分がどのように貢献できるかをアピールすることができる。
注意点|私の失敗談
書類選考や面接において、私の実際の経験を踏まえ、とても大事な注意点を二つ。
それは、いくら選考に受かりたいからといっても、
- スキルや経験を盛りすぎない
- 求められている期待値に対して背伸びをしない
ということです。
もちろん、魅力的な応募者に見えるよう、多少の表現の工夫は必要です。
しかし、ここで実際のスキルや経験について、企業が正しくない理解で採用を決めてしまうと、入社後にお互いが不幸ですし、最悪、法的なトラブルにつながります。
そして、なにより、正しくない理解のもと示された期待値に対して、自分が苦しくなってしまいます。
私自身は、スキルや経験を盛るということはありませんでしたが、「求められている期待値が高いな」と思いつつ、「頑張れば、なんとかなるだろう」と安易に考えてしまったことが、初めての転職の失敗の一因だったと思っています。
まとめ|企業と求人の徹底理解と選考への入念な準備が鍵
書類選考や面接の通過率を上げるには、企業と求人の徹底理解と選考への入念な準備が鍵です。
企業・求人リサーチを徹底し、リファラル採用を活用する、エージェントを活用するなどの選考全体のポイントを押さえた上で、書類作成と面接に臨みましょう。
これらのポイントを実践し、新しいステージへの第一歩を踏み出してください!
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