【大企業からスタートアップ】転職に適した年齢は?人事の目線から解説

転職に適した年齢 人事の視点から見たスタートアップ転職
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こんにちは!人生の旅人です。

私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。

転職は、年齢やライフステージによってその影響が大きく異なるイベントです。

転職を考える際には、「年齢」が不安材料に感じている方も多いのではないでしょうか?

悩める大企業社員
悩める大企業社員

スタートアップ転職に興味はあるけど、何歳くらいで転職するのがいいんだろう…。

人生の旅人
人生の旅人

今回は、個人的な経験や人事目線で見たポイントを踏まえ、転職を考える際の重要ポイントとなる「年齢」について解説します。

この記事でお伝えしたいこと
  • 私個人の意見としては、スタートアップへの転職を考えるなら30歳手前までが最適なタイミング
  • 結婚や家族を持つ前に転職することで、生活面での負担が軽く、チャレンジへの心理的ハードルも下がる
  • 一方で、私のように30歳を超えての転職が成功する場合も多々あり、40歳を超えてからの転職も決して不可能ではない
  • 覚悟を持ち、アンラーニングと自己完結型の働き方に適応するための努力を惜しまなければ、新たなキャリアのステージを築くことも可能

【前提】年齢はあくまで参考指標、チャレンジはいつでも遅すぎることはない

まず、最初にお伝えしたいのは「年齢はあくまで指標の一つ」であり、転職は年齢にとらわれすぎることなく、自分の覚悟とスキルが揃えばいつでも挑戦すべきだということです。

個人的には「Never too late(遅すぎることはない)」だと思っています。

とはいえ、年齢や環境によって転職のハードルが変わるのも事実です。

転職を決める際には、例えば以下のような点に意識を向ける必要があります。

  • 覚悟とアンラーニング:新しい環境で通用するには、過去の経験や知識をアンラーニング(これまでの成功体験を一旦忘れること)し、柔軟に新しいスキルを吸収することが不可欠です。
  • 年齢による家族の影響:特にスタートアップに挑戦する場合、家庭の事情や年齢によっては周囲の反対が予想されるかもしれません。

できるだけ早い段階で転職を考えるには?

転職のタイミングは、20代後半~30歳前後が一つのポイントです。

スタートアップはスキルの無い社員を育成する余力は基本的にはありません。よって、一定のスキルや専門性が求められるため、今大企業にいる方は、今いる場所でまずは基礎を築くことが重要です。

  • 早すぎる転職は育成不足のリスクがある:スタートアップでは新卒採用や研修制度が十分に整備されていないことが多く、即戦力を求められる傾向にあります。大企業で研修やOJTを通じて基礎をしっかり固めることが、スタートアップで活躍するための土台になります。

では、一定のスキルを培うことができた場合、何歳までに転職することが良いのでしょうか?

個人的なオススメは、主任や係長に昇格する前、かつ結婚前の30歳前後です。このタイミングでの転職がおすすめな理由の一つに、年収の変化があります。

大企業では主任や係長に昇格する時期が多く、これに伴って給料も大幅に上がることが多いです。なので、主任や係長に昇格したあとに転職を目指すと、転職した場合の年収の下がり幅が大きくなります。

そうなると、結婚して配偶者がいた場合、配偶者の家族も含め反対される可能性が高まります。(私自身が、その反対の経験者です…)

よって、主任や係長に昇格する前、かつ結婚前の30歳前後に転職することで、大幅な年収減を避けながら家族の反対も受けずにキャリアチェンジできる可能性が高くなります

40歳を超える転職のハードルと心構え

40代以上でスタートアップへ転職する方もいる一方、適応が難しいケースも多いのが実情です。

大企業で培ったキャリアがスタートアップで活かしづらい場合があるため、事前に以下の点を理解しておくことが重要です。

  • 実務までやることを求められるのが一般的
    私自身、面接でよく聞くのが「どんなスキルや知識を持っているか」です。しかし大企業の役職者の中には、実務から離れ「指導経験」をアピールする方も少なくありません。また、大企業では多くの業務がチームでサポートされるため、スタートアップのような自己完結型の働き方への適応が難しい方もいます。スタートアップでは自ら手を動かし、業務をやり切るスキルが重要視されるため、実務経験や具体的なスキルが重視されます。
  • 自分の働き方や待遇を良くするのも自分次第=自責思考
    大企業に慣れてしまっている方には、会社の仕組みや待遇が不十分の場合に、ただ会社に対して不満を漏らしてしまう方もいます。もちろん建設的な意見はいいのですが、スタートアップでは働きやすい仕組みや環境を作っていくのは、自分自身の責任でもあります。何事においても、会社に期待しすぎず、自ら変えていくマインドが必要です。

補足ですが、40代以上だとスタートアップへの適応が難しいケースが多いのは事実ですが、一方で、しっかり適応できている方もいるのは事実です。

自分自身が適応できるタイプかは、自分に嘘をつかずに事前に考えておくことが重要です。

まとめ|スタートアップへの転職を検討するなら30歳手前までが一番のおすすめ

私個人の意見としては、スタートアップへの転職を考えるなら30歳手前までが最適なタイミングの一つです。特に、結婚や家族を持つ前に転職することで、生活面での負担が軽く、チャレンジへの心理的ハードルも下がることが多いでしょう。

一方で、私のように30歳を超えての転職が成功する場合も多々ありますし、40歳を超えてからの転職も決して不可能ではありません。

覚悟を持ち、アンラーニングと自己完結型の働き方に適応するための努力を惜しまなければ、新たなキャリアのステージを築くことも可能です。

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