【大企業からスタートアップ】転職後、挫折しそうな時におすすめの本5選

転職で知っておきたいこと
本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告が含まれる場合があります。

こんにちは!人生の旅人です。

私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。

スタートアップに転職すると、誰もが一度はこれまでの環境や働き方が一変して思い悩むことがあると思います。(もちろん人によって、どれくらい悩むかの差は大きいと思います。)

そんな苦しい時に、「心の栄養」となりえる本に救われることがあります。

悩める大企業社員
悩める大企業社員

スタートアップへの転職後に、挫折しそうな時に不安や苦しみを和らげてくれる本はないかな…。

人生の旅人
人生の旅人

本記事では、特に大企業からスタートアップに挑戦した人に向け、挫折や不安を和らげるおすすめの本5選をご紹介します。

この記事でお伝えしたいこと

挫折や不安に直面した時に、私がおすすめしたい本は以下の5つ

  • うまくいっている人の考え方(ジェリー・ミンチントン著)
  • 道は開ける(D・カーネギー著)
  • 反応しない練習(草薙龍瞬著)
  • 嫌われる勇気(岸見一郎著)
  • マインドセット「やればできる!」の研究(キャロル・S・ドゥエック著)

うまくいっている人の考え方(ジェリー・ミンチントン著)

スタートアップでは、結果がすぐに求められたり、他者との比較に苦しんだりする場面が増えがちです。この本は、そんな時に「自分を好きになる」視点を教えてくれます。

自分の不完全さを許し、自己受容を深めることで、他人の評価にとらわれず前に進む力が得られます。

だれだって選択ミスをしてしまうことがある。しかし、それはわざとではない。みじめな気分になることを人生の目標にしている人はひとりもいないはずだ。 この次、ミスをしたときは、ミスをすることは正常で、だれでもミスをするのだということ、自分が犯したすべてのミスは、重大なミスも含めて一〇〇パーセント自分で許せるということを忘れないようにしよう

うまくいく考え方 その1 ミスしたときに自分にやさしくしよう。 そうすれば将来、ミスが避けられる。

ジェリー・ミンチントン. うまくいっている人の考え方 完全版 (ディスカヴァー携書) (p.21). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.


道は開ける(D・カーネギー著)

新しい挑戦の中で迷いや不安に襲われた時、この本に触れると気持ちが軽くなるでしょう。

具体的な対処法が学べ、「今」に集中することの大切さを教えてくれます。仕事が思うように進まなくても、この本が前向きな気持ちを呼び覚ましてくれます。

この本は通常盤に加えてエッセンシャル版もあるので、好みに応じて読みやすい方を選んでいただくのが良いと思います。

オックスフォード大学を含む四つの大学の教授を務めたウィリアム・オスラー医師はイェール大学の学生たちに向けた講演の中で、「私は特別な能力の持ち主と思われがちだが、友人たちからは『ごく平凡な頭脳の持ち主だ』と言われている」と語った。

では、彼の成功の秘訣はいったい何だったのか?

イェール大学での講演の数か月前、オスラー教授は豪華客船で大西洋を渡った。彼はそのときの経験をもとに学生たちにこう言った。

「諸君は豪華客船よりもはるかに素晴らしい存在であり、これから長い航海に出発しようとしている。昨日のことを思い悩まず、明日のことを心配してはいけない。そんなことをしたら、どんなに強い人間でも倒れてしまう。昨日や明日のことに貴重なエネルギーを浪費せず、今日のことに最善を尽くして生きていけばいい。 ただし、これは明日のために準備をしなくてもいいという意味ではない。今日すべきことに全力を傾けることが、明日に備える唯一の方法なのだ

デール・カーネギー. 超訳 カーネギー 道は開ける エッセンシャル版 ディスカヴァークラシック文庫シリーズ (p.37). 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン. Kindle 版.

反応しない練習(草薙龍瞬著)

不安や葛藤は、事実ではなく「自分の反応によって生じる」と気づかせてくれる一冊です。

スタートアップで働く中、感情に左右されず冷静に状況を判断するための気づきが詰まっています。「妄想や判断をしない」という視点で、仕事や人間関係の悩みが和らぎます。

たとえば、朝の通勤ラッシュで「今日も混んでいるな」とゲンナリする。これは、心を憂鬱にさせる反応です。

心ない相手の態度にイラッとする。これは、怒りを生む反応です。

大事な場面で「失敗するかもしれない」と、マイナスの想像をしてしまう。これは、不安や緊張を生み出す反応です。

人と会うときも、仕事をしているときも、外を歩いているときも──心は、いつも反応しています。  その結果として、日頃のイライラや、落ち込みや、先ゆきへの不安やプレッシャー、「失敗してしまった」という苦い後悔などの〝悩み〟が生まれます。  

ということは、悩みの始まりには、きまって〝心の反応〟があるのです。

心がつい動いてしまうこと──それが悩みを作り出している〝たった一つのこと〟なのです。  だとすれば、すべての悩みを根本的に解決できる方法があります。それは──〝ムダな反応をしない〟ことです。

草薙龍瞬. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」 (p.4). 株式会社KADOKAWA. Kindle 版.

嫌われる勇気(岸見一郎著)

人の悩みは、ほとんどが「人間関係に関する悩み」と言われています。

「課題の分離」という考え方により、他人の意見に左右されずに自分の課題に集中できます。陰口や評価に過剰に反応することなく、自信を持って進む力が得られるでしょう。

上司がどれだけ理不尽な怒りをぶつけてこようと、それは「わたし」の課題ではない。

理不尽なる感情は、上司自身が始末するべき課題である。すり寄る必要もないし、自分を曲げてまで頭を下げる必要はない。

わたしのなすべきことは、自らの人生に嘘をつくことなく、自らの課題に立ち向かうことなのだ——。そう理解できていたとしたら。

(中略)

そして前回、あなたはいいましたね?もっと具体的な方策がほしい、と。わたしの提案は、こうです。

まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引きするのです。

そして他者の課題には介入せず、自分の課題には誰ひとりとして介入させない。

これは具体的で、なおかつ対人関係の悩みを一変させる可能性を秘めた、アドラー心理学ならではの画期的な視点になります。

岸見 一郎; 古賀 史健. 嫌われる勇気 . Kindle 版.

マインドセット「やればできる!」の研究(キャロル・S・ドゥエック著)

「結果を出すことが成功ではなく、学び、向上していくことが成功」という成長マインドセットを学べる一冊です。

スタートアップでは、会社も自分自身も失敗が成功への過程と捉えられますが、そう簡単には受け入れられないこともあります。この本は、挑戦の中で自らの成長を喜びとするしなやかな心の持ち方を教えてくれます。

初めに配られた手札だけでプレイしなくてはいけないと思えば、本当は10のワンペアしかなくても、ロイヤルフラッシュがあるかのごとく自分にも他人にも思いこませたくなる。

けれども、それを元にして、これからどんどん手札を強くしていけばよいと考えてみたらどうだろう。それこそが、しなやかな心の持ち方、「しなやかマインドセット=growth mindset」である。

その根底にあるのは、人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができるという信念だ。

持って生まれた才能、適性、興味、気質は1人ひとり異なるが、努力と経験を重ねることで、だれでもみな大きく伸びていけるという信念である。

キャロル・S・ドゥエック. マインドセット:「やればできる!」の研究 (pp.12-13). 草思社. Kindle 版.

まとめ

私自身は初めての転職で挫折を味わい、立ち直るのに時間がかかりました。

また、もちろん今でも新しい挑戦に直面した時や厳しい指摘を受けた時に、悩んでしまうこともあります。

今回紹介した本は、そんな苦しい時に私自身が何度も読み返し、立ち直る力をもらっている本です。

なので、あなたにも、スタートアップでの転職後に起こるさまざまな挫折や不安を和らげ、自分を見つめ直す時間を提供してくれるはずです。

<私がお勧めする転職エージェント・サイトはこちら!>

コメント

タイトルとURLをコピーしました