こんにちは!人生の旅人です。
私は、30代中盤で妻・子供もいる中で、地方の大企業→東京のスタートアップ→地方のスタートアップへの転職を経験。本業では、新卒から一貫して人事をしています。
スタートアップへの転職を考えている方の中には、年収が下がることへの不安を感じる方も多いのではないでしょうか。私も、大企業からスタートアップに転職した際、年収が一時的に減少しました。
新しい挑戦には心踊る部分もありましたが、生活に支障をきたさないかという不安も抱えていました。
スタートアップに転職して、年収が下がると家族にも心配をかけるし不安だよ…。なにかいい方法ないかな…。
今回は、年収減をカバーするために行った具体的なアクションを皆さんとシェアしたいと思います。このアクションによって、100%とまでは言えませんが、ある程度年収減を補うことができたと思っています。
1. 家計の見直し:まずは支出の最適化から
転職が決まり、実際にスタートアップで働き始めるまでに取り組んだのが、家計の見直しです。
大企業時代は、それなりの収入があったため、細かい支出を気にせず生活していましたが、年収が減るという事実を目の前にして、節約を意識する必要が出てきました。
具体的には、まず固定費の見直しを行いました。毎月の支出を振り返り、削減できるものをピックアップしました。例えば以下の通りです。
- 通信費の削減:格安スマホに切り替えることで、月々の通信費を大幅にカット。これはすぐに効果が実感できました。
- サブスクリプションの整理:使っていないサブスクや、優先度の低いサービスを解約。少額でも、積み重なると意外と大きな節約になります。
- 保険の見直し:生活に必要な最低限の保障を見直し、無駄な出費を削減しました。
このように固定費を見直すだけで、一定の支出を抑えることができ、生活の安定感が生まれました。参考にしたのは、両学長のリベラルアーツ大学というサイトのこの記事です。
2. 投資をスタートして将来の資産を増やす
次に、将来的な資産形成のために投資を始めました。
スタートアップに転職することで年収が一時的に減少することに加え、退職金がなかったので、今後の資産を少しずつでも増やしておくことが重要だと考えたのです。
私が実際に転職前に始めて、今でも行っている投資は、以下の通りです。
- NISA:毎月一定額を積み立ていましす。手軽に始められ、税金がかからないことが魅力ですし、投資の世界では圧倒的な魅力です。
- インデックス投資:低リスクかつ長期的なリターンを狙えるインデックスファンドに投資しました。米国株や全世界株、新興国、そして日本など、複数の資産に分散投資することでリスクヘッジを図っています。毎月積立をして、あとは放ったらかしが基本です。
- 高配当株投資:インデックス投資は、将来に向けては低リスクかつ有効な投資なのですが、短期的には投資をしているメリットを感じることができません。そういった状況を改善するために、インデックス投資と同時並行で行っています。数ヶ月に一度、定期的に配当が手に入ることで最初は微力ながらですが、キャッシュフローが改善する(使えるお金が増える)のが魅力です。
これらの投資は、長期的に見て安定したリターンが期待できるものです。
すぐに大きな利益を得ることは難しいですが、少しずつでも資産を積み上げることで、将来の安心感が得られました。
なお、私はお金に関する知識は、両学長のリベラルアーツ大学に全幅の信頼をおいており、今でも定期的にこのサイトやYouTubeを見て、勉強しています。書籍もあります。おすすめです!
両学長のリベラルアーツ大学
副業で収入源を多様化
スタートアップでの仕事はやりがいを感じていた一方で、年収の安定性にはまだ不安が残ります。そこで、私は副業を始めることにしました。
副業で収入源を多様化することを通じて、本業の年収減を一定補うことができました。
私が取り組んだ副業は、「出身地の企業とコラボして新規事業を立ち上げる」というものでした。
私自身は結果的にこのサイトで見つけたわけではありませんが、今ではこういった副業を探せるサイトが沢山あります。
(ご参考)ふるさと兼業
副業を通して、単なる収入増加だけでなく、自分のバックグラウンドや経験を最大限に活かす、またスキルや知識の幅が広がるという点でも大きな意義がありました。また、自身の経験が地元企業に役立つという経験を通して、大きなやりがいを感じることができました。
結果的には、本格的に事業を立ち上げるというところまではいきませんでしたが、このような副業は、地域と自分自身の双方に価値をもたらす点で非常に有意義だと感じています。
まとめ
大企業からスタートアップへの転職で、年収が下がるという現実に直面することは少なくありません。しかし、家計の見直し、投資、副業を上手に活用することで、年収減をカバーしながら生活を安定させることは十分に可能です。
ただし、注意するのはこれらの対策に、本業に影響が出るほど時間をかけてはいけないということです。
転職、特に初めての転職は誰しもが、多かれ少なかれ苦労するものだと思います。そういった中で、本業に集中できなくなってしまっては、新しい環境・業務へのキャッチアップやアンラーニングに支障が出てしまいます。これでは、せっかく転職するのにも関わらず、本末転倒です。
みなさんも、ぜひこの記事を参考にして、自分に合った対策を見つけてみてください。
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